
ダイエットに成功した犬について
「わんちゃんは家族の一員!」そう思ってますよね!! そこで人間の食べ物や甘い物を与えてしまい、太りすぎて困っている飼い主さんはいませんか?
今回はダイエットに成功したわんちゃんを紹介します。
権田アルファー君(ラブラドール)の場合
アルファー君は突然酸欠状態になり、失神してしまいました。原因は太っていたため、空気の通り道が脂肪でふさがるというもの(軟口蓋過長症)で、この場合もやせる事が一番の治療法なのでダイエットに挑戦したのです。
権田さんにダイエットについての質問をしました。
(1)気をつけた事はありますか?
人間の食べている物を欲しがるため、家族の食事中は外へ連れ出し、食べ終わる頃に戻るといった工夫をしました。
(2)ダイエットした事によって改善された事は?
夏場は皮膚が赤くただれていたがダイエット後は皮膚病もなくなり、いびきをかく事も減りました。

他にも、家族の食事中にガムを与えるのも効果的です。特に大型犬は体重過剰により股関節やひざに負担がかかり、ひどい時には歩けなくなる事もあるので、体重チェックを忘れずに!

榊原ナナちゃん(パグ)の場合
ナナちゃんは太ったため、すい臓が炎症を起こしてしまい、すい臓にあるインスリンを出す機能が低下してしまったのです。その結果、糖尿病になってしまい、そのことがダイエットを始めるきっかけになったのです。
榊原さんにダイエットについての質問をしました。
(1)食事の量や回数は?
ヒルズのダイエット食(w/d)110gを1日3回に分けて与えました。
(2)運動はどれくらいしました?
1日1回好きなだけ散歩に行き、庭なども自由に歩かせました。

食事の回数が朝と夜の2回では空腹の時間が長くなるため、食事の量は同じで回数を増やす方が良いですね。また、運動量を増やすよりも、食事の制限をした事がダイエットにつながったと言えますね。

飼い主さんの甘い気持ちが愛犬を太らせてしまう原因の1つです。
ここで紹介したダイエットの方法を参考に、家族みんなでダイエットに協力し、挑戦してみてはどうですか?
r/dとw/dについて
当院では肥満犬(猫)の減量・体重維持のための処方食としてr/dとw/dがあります。充分にカロリーを抑えたr/dを減量期に与えて、適正体重になったら軽度にカロリーを抑えたw/dに切り替える方法が良いでしょう。繊維質が多いため、通常のドライフードより味がうすくなっています。そのため、わんちゃんネコちゃんがなかなか食べてくれないので、今まで与えていたフードの割合を少しずつ減らしていき、2、3週間かけてr/dもしくはw/dに切り替えて下さい。
w/dの給与量の目安(1日あたり)
<犬>
ドライフード |
g |
カップ(200cc) |
体重(kg) |
10 |
170 |
2.7 |
15 |
237 |
3.7 |
20 |
294 |
4.6 |
30 |
399 |
6.2 |
40 |
495 |
7.7 |
|
<猫>
ドライフード |
g |
カップ(200cc) |
体重(kg) |
3 |
50 |
0.7 |
4 |
63 |
0.8 |
5 |
74 |
1.0 |
6 |
85 |
1.1 |
7 |
95 |
1.3 |
|
|