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専門診療・CT内視鏡

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予防的胃腹壁固定術(腹腔鏡補助下胃腹壁固定術)


大型犬種に対して胃拡張胃捻転症候群(GDV)に進行する胃捻転を予防するために予防的におこなわれる手術です。
胃拡張胃捻転症候群は胸の深い大型犬種に起こりやすい致命的な病気です。胃拡張が悪化して胃が捻じれて血液循環の悪化によるショック症状や致死的な不整脈、胃の壊死や脾臓の捻転壊死を起こします。適切な管理、手術をおこなっても15~68%の死亡率と言われています。ただし、予防的に胃腹壁固定術をおこなった犬の生存率は80%です。

手術方法

方法としてはへその下に5mmの切開した創でカメラを入れるトロッカーと言われる筒を設置しておなかの中をのぞきます。次に右側の肋骨から近い場所のおなかにもトロッカーを設置してそこから鉗子を入れて胃を引っ張りだして腹壁に縫合します。
 
胃拡張胃捻転症候群の予防に対しては開腹しての胃固定術(ベルトループ法)をおこなっていましたが、腹腔鏡を使用することで小さい傷で開腹手術と同様の固定力を得られる手術ができるようになりました。